スタッフ

ジャーナリスト、映画監督。1987年、アナウンサーとして毎日放送に入社。95年、琉球朝日放送の開局時に沖縄に移住。同局のローカルワイドニュース番組「ステーションQ」のメインキャスターを務めながら、「海にすわる〜辺野古 600日の闘い〜」「1945〜島は戦場だった オキナワ365日」「英霊か犬死か〜沖縄から問う靖国裁判〜」など、沖縄の文化、自然、社会をテーマに多くのドキュメンタリー番組を制作。2010年、日本女性放送者懇談会 放送ウーマン賞を受賞。12年に制作した「標的の村~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち~」は、ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル大賞など多くの賞を受賞。劇場版『標的の村』でキネマ旬報ベストテン文化映画部門第1 位、山形国際ドキュメンタリー映画祭で日本映画監督協会賞・市民賞をダブル受賞。劇場公開後も全国500か所以上で上映会が続いている。現在は、フリーのジャーナリスト、映画監督として活動するほか、沖縄国際大学で非常勤講師として沖縄民俗学を講じる。15年6月10日に「戦場ぬ止み 辺野古・高江からの祈り」(大月書店)を上梓。

1996年、KBC映像入社、技術部に配属。主にテレビ番組の撮影助手、取材音声を経てカメラマンとなる。報道取材、スポーツ中継、情報バラエティ番組など多岐にわたって撮影を担当する。99年より長崎文化放送報道制作部で撮影と編集に携わる。2010年より九州朝日放送技術局制作技術部へ異動。08年にクランクインしたドキュメンタリー映画『祝の島(ほうりのしま)』(2010/監督:纐纈あや)での撮影が高い評価を得て、日本映画撮影監督協会JSC賞を受賞。12年よりフリーランスとなり東京に活動の拠点を移す。撮影を務めた『ある精肉店のはなし』(2013/監督:纐纈あや)は平成26年度文化庁映画賞文化記録映画部門大賞を受賞。

1968年、グループ「六文銭」を結成。71年、第2回世界歌謡祭にて「出発の歌」(上條恒彦と六文銭)でグランプリを獲得。75年、「フォーライフレコード」を設立。現在は、自身のコンサートを中心にしながら、娘であるこむろゆいとの「Lagniappe」、「六文銭 ’09」などのユニットでの活動も行う。他ジャンルのミュージシャンとのコラボレーションやイベントプロデュースも数多く手掛ける。『ナージャの村』(1997/監督:本橋成一)、『沖縄 うりずんの雨』(2015/監督:ジャン・ユンカーマン)などの映画やテレビドラマ、舞台に音楽を提供するなど幅広く活動している。

音楽演奏者
小室等/Guitar、坂田明/A.Sax, Clarinet, B.Clarinet、佐久間順平/Guitar, Gut Guitar, Fretless Guitar, 12 Strings Guitar、竹田裕美子/Piano, Fender Rhodes, Keyboard, Accordion、渡嘉敷祐一/Drum、向島ゆり子/Violin, Andes25F

1977年、沖縄県那覇市出身。シンガーソングライター、作家、女優。96年日米インディーズデビュー。97年シングル「カウントダウン」で日本メジャーデビュー。以降、数多くの楽曲を発表。2014年最新アルバム「プランC」を発表。東日本大震災に際して、第1弾救援企画「Cocco Inspired movies」、第2弾支援企画チャリティ・シングル「CoccoシングルCDスペシャルパンチ」を発表。音楽以外のフィールドでも絵本、エッセイ集、小説などの書籍を発表。映画では是枝裕和監督がCoccoに密着したドキュメンタリー『大丈夫であるように-Cocco 終らない旅-』が2008年に劇場公開。企画、原案、主演、美術、音楽を務めた『KOTOKO』(2012年/監督:塚本晋也)は、ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門最高賞〈グランプリ〉、他多数を受賞。また、2014年1月に上演された初主演舞台「ジルゼの事情」は好評を博し、同年9月に再演された。

ドキュメンタリージャパン代表を20年間務めた後、現在もテレビと映画、それぞれで数多くの受賞作品をプロデュース。1994年に放送文化基金個人賞、ATP個人特別賞、95年に日本女性放送者懇談会賞を受賞。座・高円寺ドキュメンタリー映画祭実行委員を務める。近年プロデュースを手がけた映画作品は、『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎 90歳』(2012/監督:長谷川三郎)、『フタバから遠く離れて第1部、第2部』(2012、2014/監督:舩橋淳)、『ひろしま 石内都・遺された者たち』(2012/監督:リンダ・ホーグランド)、『祭の馬』(2013/監督:松林要樹)など多数。2015年以降も多くの劇場公開作品が控えている。