どんなにひどい仕打ちをされても、怒っても、常にユーモアと笑いを忘れない沖縄の人々のたくましい“人間力”が心に迫る。こんなにも生き生きと体を張っているのに、辺野古の新軍事基地作りは冷たく“粛々”と進む。見ているうちに、本土の私たちが連帯しないでよいのか、という思いがこみ上げる。
何度も涙を抑えきれず、声を上げて泣きました。 沖縄戦の悲劇から70年、過去にも未来にも申し訳なくて、恥ずかしくて、酷い基地建設を正視できませんでした。
ただの対立構造を知るだけならテレビのニュースで事足りる。 でもそこには感情がない。矛盾や葛藤もない。 それを知りたければ本作を観てほしい。 人々は揺れる。悩む。悲しくて笑う。怒りで泣く。 それが人間だ。
決して国家に“アンダーコントロール”されなかった沖縄の怒り。 決して国家に屈しなかった“切れ目のない”沖縄の怒り。 思いつきの言動で翻弄する中枢の空疎さに呆れながらも、 これまで呆れることすら怠ってきた自分を“粛々と”恥じた。
どんなにひどい仕打ちをされても、怒っても、常にユーモアと笑いを忘れない沖縄の人々のたくましい“人間力”が心に迫る。こんなにも生き生きと体を張っているのに、辺野古の新軍事基地作りは冷たく“粛々”と進む。見ているうちに、本土の私たちが連帯しないでよいのか、という思いがこみ上げる。
何度も涙を抑えきれず、声を上げて泣きました。
沖縄戦の悲劇から70年、過去にも未来にも申し訳なくて、恥ずかしくて、酷い基地建設を正視できませんでした。